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夏本番前から紫外線対策を

2014年05月07日(水)

GWも終わりお仕事開始という方が多いかと思います。
長期連休後だとなかなか生活のリズムをもどしづらいですよね。
生活のリズムを戻すために朝日を浴びることは良いといわれているので、なかなかリズムもどせないという方は試してみると良いかもしれませんね。

今年は長くお休みをとれたという方はご旅行に行かれた方も多いのでは?
少し肌が焼けたかなと思われる方もいらっしゃいませんか?
5月頃から紫外線は次第に強くなっていきます。
太陽の光は気持ちいいのですがシミやシワの原因にもなりかねます。
今回は紫外線対策として日焼け止めの上手な使い方をご紹介させていただきます。

日焼け止めにはクリーム、乳液、スプレーなどさまざまなタイプがありますが選ぶときに参考にしたいのが効果表示です。
表示には効果の程度を示す[SPF]と[PA]があります。
SPFは肌の表面を傷つけ赤くする紫外線B波(UV-B)を防ぐ効果の指標で、1~50の数字で表され、50以上は[50+]と表示されます。数値が大きいほど効果が高くなります。
PAは肌の奥まで届いてシワやたるみの原因となる紫外線A波(UV-A)を防止する効果を示します。+で表示されますが+が多くなるほど効果が高くなります。
SPF、PAともに効果が強くなればなるほど、肌への負担が大きくなります。
日常生活や短時間の外出であればSPF20、PA++くらいまで、リゾート地など紫外線が強い場所ではSPF50、PA++++といったように場所や状況によって使い分けると良いでしょう。

塗り方にも注意が必要です。顔に塗る場合の量は、クリームタイプならパール1個分、乳液タイプは1円玉1個分がおおよその目安です。額、鼻の上、両頬、顎に分けておき、そこからむらなく、顔全体に伸ばしていきます。同じ量でもう一度重ね塗りをするとより安心です。
汗をかいたり、タオルやハンカチで拭いたりすると、日焼け止めはとれてしまいます。2~3時間ごとに塗り直すことも忘れずに。

敏感肌の方には紫外線吸収剤を含まないものがおすすめです。
紫外線吸収剤は日焼け止めの成分の1つで、含まれていると塗り心地が良く感じるものが多いのですが、人によっては肌荒れなどを起こすこともあるので注意してください。
皮膚が敏感な方やお子さんが使用する場合は[紫外線吸収剤無配合][ノンケミカル]などと表示されたものを選ぶと良いでしょう。
選ぶのに迷ったり、使い方などに不安がある場合は気軽に薬剤師にご相談ください。

日焼け止めを上手に使用しこれからの紫外線が強くなっていく時期を乗り切っていきましょう。

 

sigaisen

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