雪もだいぶ融け、あたたかい日が続くようになってきました。
春が近づいてきたと実感されている方も多いのではと思われます。初春は花粉症の季節でもあります。
今回は以前にもお話をした花粉症についてです。
2015年のスギ・ヒノキ花粉飛散予想を見ると全国的に前年より多く、かつ、例年より多いと予想されています。
統計を見ると徐々に花粉の飛散量は増えていますし、量が少なくても症状が出てしまう人もいますから、対策が
必要であるといえます。
まずは飛散量の多い日の外出をできるだけ控える必要があります。最近ではお天気ニュース以外にも、携帯やスマートフォンでも見られるサイトやアプリが充実していますのでそういったものを参考にするのもよいかと思われます。また、花粉は外出中の衣類にも付着すると言われています。家に入る前に衣類をはたいたり、花粉のつきにくいツルッとした素材の服を選ぶと花粉の付着自体を少なく抑えることができます。
次に花粉の体内への侵入を防ぐことです。これは実践しているかたも多いかと思いますが、マスクや専用のメガネの着用でほぼ防げるといわれています。
最後に医療機関における治療をご紹介します。医療機関では投薬による治療はもちろんですが、注射による皮下免疫療法とスギ花粉エキスの服用による舌下免疫療法という方法があります。どちらも定期的な受診が必要となりますが、花粉症でお悩みの方は専門医にご相談してみてはいかがでしょうか。
花粉症季節の本番となりますが、予防と対策をしっかりとしてつらい時期を乗り切りましょう。
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